本作では、多様な生まれ、主張、信念を持った9人の人物が登場する。
2037年、多くの難民の受け入れから20年経ち、ドイツは世界一寛容な国になった。
かつて難民だった者たち、難民を支援していた者たち、そしてその子供たち。
とある葬式で再会する。
サイード[西村貴治]
45歳
イラク生まれ
肉体労働者
息子の同性愛を嫌悪している
ガザラ[森田祐利栄]
47歳
パキスタン生まれ
検事 バイリンガル
サイードの妻
ウマル[森本研典]
45歳
シリア生まれ
元活動家
チェゲバラに憧れている
アルべルティーナ[水谷有希]
4?歳
旧東ドイツ生まれ
教育委員会委員長
アブドゥルの元妻、未亡人
バーバラ[得田晃子]
39歳
西ドイツ生まれ
元難民支援家
かつてはカトリック教徒だった
アブドゥル[三田村啓示]
年齢不詳
出身地不詳
ジャマル[高橋紘介]
17歳
ドイツ生まれ
サイードとガザラの息子
同性の恋人がいる
ユセフ[岸本昌也]
17歳
ドイツ生まれ
ジャマルの双子の弟
音楽好き
ミヒ[マリー・ハーネ]
17歳
ドイツ生まれ
アルベルティーナの息子
ジャマルの恋人
イラスト:マリー・ハーネ