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2023.01.28
ワークショップオーディション

2023年11月公演『ハムレット(仮)』出演者 ワークショップオーディション開催のお知らせ

2023年11月3日~5日に上演を予定しているシェイクスピアシリーズ第3弾の『ハムレット(仮)』の出演者募集を兼ねたワークショップオーディションを開催します。
エイチエムピー・シアターカンパニーは、これまで日本の古典作品から同時代の海外戯曲まで、様々な戯曲の上演をしてきました。シェイクスピアシリーズは、2021年からスタートしたシリーズで、第1弾は『マクベス』を改作した『マクベス 釜と剣』(2021年11月)を上演し、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭 優秀賞を受賞しました。第2弾は『リチャード三世』を改作した『リチャード三世 馬とホモサケル』を2023年3月11日~12日に近鉄アート館で上演を予定しています。
すべてくるみざわしんが作を、笠井友仁が演出を担当し、キャストは全員女性で、男性たちの権力闘争を描いた従来のシェイクスピア劇を新たな視点で改作する試みをしています。
次回作『ハムレット』では、ワークショップオーディションの参加者から出演者を募集します。
ぜひシェイクスピア作品に強い関心がある方、舞台芸術の創作に俳優として参加する強い意志のあるという方のご参加をお待ちしております。

■募集要項・公演詳細
▼参加資格:
・15歳以上の女性
・舞台芸術の創作に俳優として参加する強い意志のある方。
・稽古から公演までの期間中すべてに参加できる方。
・稽古から公演まで最後までやり抜く精神力と体力がある方。
※未成年の方は保護者の同意書をご提出ください。

▼ワークショップオーディション開催日程
①2月23日(木・祝)18:00~21:00
②3月14日(火)19:00~22:00
③3月26日(日)13:00~16:00
※上記、いずれかの日程の内1回受講してください。全て参加していただくことも可能です。
※開催場所は大阪市内または伊丹市内です。個別に会場をご連絡いたします。
※ワークショップオーディションの結果のご連絡は4月上旬を予定しています。
※結果ご連絡後、出演をお願いする方と個別面談を行います。個別面談は、日程調整の上、演出・代表・制作を含む劇団メンバーとで行います。

▼参加費
無料

▼公演について
日程:2023年10月31日(火)~11月5日(日)
※小屋入り:火曜日 初日:金曜日 バラシ:日曜日
※4ステージを予定
会場:扇町ミュージアムキューブ CUBE01

▼稽古について(稽古場所は大阪)
2023年8月~10月
※稽古は週1,2回からはじまり、8月下旬からは週3~4回を予定。稽古回数は計40回程度を予定しています。平日夜、土日全日で調整して行います。

▼出演時の待遇
チケットノルマはありません。寸志程度の謝金あり
※その他、事前にお知りになりたい・確認したい情報がありましたらお問い合わせください。

▼応募方法
下記のフォームから必要事項を記入の上、お申込みください。
https://forms.gle/pb7zAyHqx2X1HTQ36
※必要事項…氏名(フリガナ)、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、所属、応募の動機、舞台経験 

▼応募締切
締切はワークショップオーディション開催各日程の2日前まで受付(必着)。
※応募者多数の場合は書類選考を行います。

▼宛先・お問い合わせ
エイチエムピー・シアターカンパニー
電話:090-9696-4946(前田)※10:00~19:00
メール:mail★hmp-theater.com
※件名に「オーディションについて問い合わせ」といれてご連絡ください。

▼公演名:エイチエムピー・シアターカンパニー〈シェイクスピアシリーズⅢ〉『ハムレット(仮)』
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:くるみざわしん
演出:笠井友仁

▼演出家プロフィール
笠井 友仁(かさい とものり)
演出家。1979年大阪府八尾市生まれ、宮城県仙台市出身。2001年に近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻を卒業。その後、エイチエムピー・シアターカンパニーを結成し、現在まで演出を担当している。14年6月から20年6月までNPO法人大阪現代舞台芸術協会の理事長を務めた。主な演出作品にアイホール現代演劇レトロスペクティヴ『阿部定の犬』、メイシアタープロデュース公演 SHOW劇場『少年王國記』など。05年に若手演出家コンクール優秀賞、14年に文化庁芸術祭演劇部門新人賞、20年に大阪市咲くやこの花賞受賞。2022年4月より近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻特任講師。

▼作家プロフィール
くるみざわしん
劇作家。「北区つかこうへい劇団戯曲作法塾」「伊丹想流私塾」を経て、劇団「光の領地 」を旗揚げ、関西を中心に上演活動を行う。2015年『ひなの砦』で第22回OMS戯曲賞佳 作。2017年『精神病院つばき荘』が日本劇作家協会新人戯曲賞最終候補。『同郷同年』が 2016年「日本の劇」戯曲賞、2018年OMS戯曲賞大賞を受賞。エイチエムピー・シアターカンパニーで上演した『忠臣蔵・破 エートス/死』が令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞新人賞を受賞。詩人としても作品を発表し 、伊藤静雄賞佳作等を受賞。

▼劇団プロフィール
「hmp」という劇団名で活動を始め、ハイナー・ミュラーの作品を中心に舞台作品を発表。2008年に現在名に変更する。現在は『「再」発見』を劇団のミッションとして忘れられていたことを掘り起こすこと、見過ごされてきたことに焦点を当てることを軸に、主に①同時代の海外戯曲シリーズ、②現代日本演劇のルーツシリーズ、③実験的なオリジナル作品のカテゴリで創作を行う。
2021年11月に上演した『マクベス 釜と剣』が令和3年度文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。

▼『マクベス 釜と剣』 レビュー記事など
・関西演劇サイト
劇評アーカイブス「嘆きの魂に捧げる鎮魂歌」(文:梅山いつき)
https://k-engeki.net/archive/article/1/

・paperC
REPORT エイチエムピー・シアターカンパニー『マクベス 釜と剣』(文:坂道干)
https://paperc.info/on-site/report_hmp-theater-company

・ITAMI ECHO
コラム『マクベス 釜と剣』観劇記 – 再構築された2021年の『マクベス』
https://itamiecho.net/column/macbeth2021/

・日本照明家協会誌 No.612
STAGE REVIEW「女性たちが演じるシェイクスピア」(文:西堂行人)
※紙面でお読みいただけます。

Photo by T.Matsuyama
Photo by T.Matsuyama


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