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お知らせ
2021年4月2日

岸田理生の劇世界を語る会 開催のお知らせ

今年1月、エイチエムピー・シアターカンパニーの岡田蕗子が故岸田理生さんの研究書『岸田理生の劇世界』を出版しました。理生さんは1974年に演劇実験室天井棧敷のメンバーとして活動を始め、1980年代には多くの女性の姿を描き、1990年に韓国に行ってからはアジア圏での日本の戦争責任と向き合い、2003年に亡くなるまで、様々な作品を遺した劇作家です。岡田が理生さんを初めて知ったのは、エイチエムピー・シアターカンパニーが「hmp」と名乗っていた頃に理生さんの戯曲『糸地獄』をもとに創作し、2006年に精華小劇場で上演した『Rio.』に役者として参加をした時でした。
そこで、岡田の初めての著作を紹介するとともに、2006年頃の劇団活動を振り返り、コロナ後の演劇のあり方を考える小さな集まりを開催したいと思います。当日は書籍の販売もいたします。松本工房さんが構成・装丁した拘りの一冊です。理生さんの初期戯曲や年表、作品一覧なども入っています。書籍を希望される方は事前にお申し出頂けると嬉しいです。感染症対策も行い、皆さまをお待ちしております。どなた様もぜひご参加下さい。

日程:2021年4月17日(土)15:00~(14:30開場)
会場:布施PEベース(〒577-0056 大阪府東大阪市長堂3-4-9 ハヤマビル)近鉄布施駅 徒歩5分
参加費:無料 
予約フォーム https://forms.gle/wFBg3MP4Q356H3Bh8

内容:
第1部 岡田蕗子著『岸田理生の劇世界』を語る 
第2部 エイチエムピー・シアターカンパニーが『Rio.』を上演した、2006年頃の話

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